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漢方内科とは

更新日:2022年5月24日


漢方について

漢方は、中国伝統医学を基礎として日本で発展した伝統医学です。 ユニークな生命観、診断や治療の枠組みを持っているために、現代医学的な(血液検査、画像検査)診断がつかなかったり、現代医学的治療だけでは改善しにくい症状でも、漢方薬でアプローチした場合、効果的なことが少なくありません。

漢方薬とは、漢方医学で用いる医薬品のことで、通常、いくつかの生薬(しょうやく:天然産物から不要な部分を取り除き乾燥させるなどの加工をしたもの)を組み合わせたものです。生薬は植物の茎や根が多く、ショウガやナツメなど、食材としても用いられているものもあります。たとえばショウガはからだをあたためる作用が強く、冷えの改善などに役立ちます。それぞれの漢方処方には適応となる病態があるとされています。

メディカルクリニック銀座では、さまざまな症状の緩和に通常の薬だけでなく、漢方を用いた治療を行っております。

漢方治療はすべて保険適用で受けて頂けます。


こんなお悩みはないですか?

  • 調子が悪く、病院に行っても異常がないと言われる。

  • 病院に定期的に通っているけど症状が緩和しない。

  • 今の状態でも生活に支障はないけど、もっとよくする方法があれば取り入れたい。


具体的には下記のような症状であれば漢方で解決できるかもしれません。 漢方は内科、胃腸科、小児科、皮膚科など、病院の科は関係なく全ての治療に有効な方法ですので、該当するお悩みがある方はぜひ一度ご相談ください。



・内科系 かぜ・インフルエンザ、咽頭炎、気管支炎、気管支喘息、咳、胃痛、胃が弱い、便秘、下痢、食欲低下、病後の体力低下、アレルギー性鼻炎、花粉症、寝付きが悪い など


・婦人科系 更年期症候群、月経前症候群、生理前や更年期障害によるイライラ、月経痛、月経不順、過多月経、肌荒れ など


・心療内科/精神科系 うつ病、季節性うつ病、不安神経症、パニック障害、不眠症、過敏性腸症候群、慢性疲労症候群 など


・その他 排尿トラブル(頻尿や残尿感)、アトピー性皮膚炎、めまい、気象病、片頭痛、こむら返り、悪夢、ひきつけ、動悸、鼻血、肩こり、冷え症、男性更年期症候群、虚弱体質 など


漢方治療のゴール

漢方治療の目的は、不快な自覚症状の改善だけではありません。 生命のバランスの乱れ、食事や睡眠など生活習慣の乱れ、心理的ストレス、環境への適応の課題など、そもそも症状が出てくるに至った背景を分析し、うまくコントロールすることによって、より健康な状態で生活していくことができるようになることが大切です。 漢方では、病気が起こる前段階に水面下の心身の精妙なバランスの乱れが存在し、それが病気に発展していくという「未病(みびょう)」という概念があります。この未病の段階で生活習慣の改善や漢方治療を行うことで、あらかじめ病気を避けることができるという見方です。 すでに起こってきている症状や病気はこれを治療し、さらには同じようなバランスの乱れを繰り返すことがないように、自分自身で心身のコントロールをしていく助けとして、漢方の生命観が役立ちます。 したがって、自分の体質・体調を理解し、よりよく生きる助けとして漢方を用いることが最終的なゴールといえるかもしれません。


一人ひとり治療法やお薬が異なります


漢方では、たとえ同じ症状でも、どのような体質・状態の人を治療するかによって、処方が変わることが一般的です。 体質や、そのときのからだのバランスによって、効果的な処方が異なると考えるためです。 そのため、ご友人やご家族などが服用している漢方を服用したいという相談を受けることもありますが、ひとりひとり適するものが異なるので、服用前には必ず漢方に精通した医師・薬剤師に相談の上で使用してください。



閲覧数:161回3件のコメント

3 Comments


Guest
Jun 13, 2022

同じ疾患でも、人それぞれ体質や環境で変わってくるんですね、

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片山千鶴
片山千鶴
Jun 09, 2022

漢方ってこんなに万能に対応出来るものなんですね!

治療のひとつの選択肢として考えていこうと思います。

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森田和馬
森田和馬
May 24, 2022

漢方ってお高いイメージでしたけど、保険適用できるなら日常的にも使いやすそう。

保険適用で使えて病気を防いでいけるなら使ったほうがお得ですね!

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